日向市給食センターを考える会
給食センター建替計画を白紙撤回させよう!
本当に市民のためになる選択とは?
会長 黒木紹光 TEL/FAX0982(95)0002
これでいいのか!給食センター建替計画と合併特例債
●要請に対して、無視を繰り返す市長と当局及び市議会
 給食センター建替計画の具体的内容が突然明るみにされた昨年6月以降、それまで何も知らされてなかった市民の多くから疑問の声が相次ぎました。
 私達は、これまで多くの市民の声を受けて陳情や要請をしてきましたが、それらは全て無視されました。
 1. 7月3日市議会宛「用地の再審査を求める陳情」
 2. 10月1日市長宛「公開説明会の開催要請」
 3. 12月5日市議会議員宛「建替計画見直しの要請」
 4. 1月31日市長宛「説明申入れ」
 なぜ市長及びこの計画に賛成の市会議員は私達の要請を無視し、説明責任を果たそうとしないのか?その理由は、この計画には、あまりにも非常識で杜撰な、そして疑惑だらけの内容に満ちているからです。
 市長は、何か特別個人的な事情があるのか、この計画を「推進室」まで設置して強引に進めようとしています。そして、市長の個人的な事情と疑惑だらけの内容には、切っても切れない関係があると思わざるを得ません。
★疑惑だらけの内容
1.土地選定とその経緯
 市は近くに相応の市有地を所有していますが、そこを候補地から外して、同地区内の個人所有地を選定しました。しかも、地主は市長とは長年懇意にしている支援者の一人です。
 選定した土地の買収価格は、当初2万?で1000万円で6月議会で議決していたものを、半年後の12月議会で急遽1万3000?で2750万円に変更しました。
 買収予定地内には、長年農地法違反のまま使用されていた建築物がありました。またこの建築物は未登記であり、建築基準法違反でもあります。
 買収予定地には1億円もの根抵当権が設定されており、市はその解消の目処もなく購入を決定しました。
 買収予定地に行く道は、大雨時には必ず冠水して通行できなくなるという問題を抱えています。
2.厳密な検討をせずに決定された16億円の予算
 16億円という野放図な予算額を初めて公表した昨年6月議会時点で、市が厳密な検討を経て決定したという形跡も説明もありませんでした。
 私達が現在福岡市で進められている同種計画の資料を入手したところ、福岡と同じPFI方式を導入すれば、この16億円は12億円以下で済むということが判明しました。
 市は4億円余りの血税を「どぶに捨てる」、いや「不当に誰かを潤すために使う」のでしょうか?
3.「市民を騙すつもり?」 合併特例債に関する市の説明の嘘
 市は「広報ひゅうが11月号」において、この計画を推進するために約14億5千万円の合併特例債を起債(借金)すると説明しています。
 そして「合併特例債については、後年度約70%程度およそ10億円が交付税として国から補填されます。」と説明しています。
 「借金の70%を国が補填してくれるならいいではないか?」と思いたいところですが、それは事実ではありません。国は「返済年度の普通交付税の基準財政需要額に算定する」とは言っていますが「補填する」などとは言ってませんし、還ってくる事実もありません。
 つまり、市は4億円もの無駄使いをするために市民に嘘をついて安心させ、将来を省みない大借金をしようとしているのです。
 合併特例債については、市は今検討している市庁舎の建替え計画でも35億円もの活用(借金)をしようとしています。無責任を超えて出鱈目としか言いようがありません。
 市民を騙してまで新たな借金をして施設を造れば、喜ぶのは一時的に潤う業者だけです。市民を、市の将来を無視した、極めて性質が悪い市政、それが今の日向市です!
 

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