日向市は、市民からの指摘によって、この度、日向市発注の建築工事入札結果の統計を作成した。
すると、実に驚くべき結果が得られ、これは、もしかすると世界記録になるのでは?ということで、早速ギネス申請可否の検討に入った模様だ。
日向市建築工事入札結果 宮日新聞「癒着構造」
ご覧の通り、2014年2月から2016年9月の約2年7ヶ月間に日向市が発注した建築工事、総額15億5164万(1件当1億4106万円)の入札結果は、平均で、落札率(落札金額/予定価格)99.61%、高値率(高値/予定価格)100.07%、その幅0.46%という、実に驚異的な結果となった。
これは、100m走であれば、走者全員の実力が紙一重で、計11回のレース結果において、優勝者の平均が9秒961、最下位の平均が10秒007、その差0.046秒に治まったという、天文学的偶然が、この2年7ヶ月間に日向市で起こったということになる。
この天文学的偶然を想像してみて欲しい。日本での100m走におけるトップランナーは、リオオリンピック出場のケンブリッジ 飛鳥、山縣 亮太、桐生 祥秀の3名であるが、それでも3名には、常に0.1秒以上の差が生じる。
にも拘らず、12社が参加した日向市建築工事入札、計11回の結果は、0.046秒に治まったというのだ。
5社以上がほぼ同体で100mのゴールを駆け抜ける様は、想像すると壮観というほかない。
きっと、超自然現象、もしくは神様の力が働いているに違いない。
もしこれが世界記録としてギネスに認定されるなら、日向市の久々の明るい話題として注目を浴びることだろう。
市民としては、大変喜ばしく、素直に栄誉を称えたい。
Sorry, just a joke.
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