転換契約被害モデルシリーズ開始!

転換契約被害モデルシリーズ開始!

自然大災害が発生すると、必ず大臣や自治体の首長の口から、「二度とこんな悲惨な被害が発生しないように、この機会に万全の対策を取る。」というコメントが発せられる。
つまり、このコメントは、「既に起きてしまった被害は、元には戻らない。」ことを暗に示している。

実は、転換契約被害者のほとんどが、被害に遭うと、「救済される筈」と期待して様々な努力を試みるが、ほぼ全ては徒労に終わる。
転換契約被害は、人災でありながら「元には戻らない。」つまり、一度被害に遭うと、ほとんどの場合救済されることはない。
だから、対策は、未然に防ぐ=騙されないことしかないのである。

残念ながら、私は、身内が被害に遭った時に、あらゆる努力を試みたが全ては徒労に終わった。自ら実証済みなのだ。尚且つ、「第一生命転換契約裁判」の一部始終にも立ち会い、そのお手伝いをした。
あと、私ができることは、この経験と得た知識を伝え、これ以上被害者を増やさないこと、そして、不幸にも被害に遭った時に、私と同じ徒労を繰り返さないようアドバイスすることになると思う。
具体的には、当シリーズで、生保の手口、徒労に終わる事情と理由をご紹介する。

日常的に被害者が発生している振り込め詐欺だが、犠牲者に共通する点は、無警戒な人だ。
そして、転換契約詐欺の犠牲者も、やはり、その第一条件は無警戒な点である。
一流企業、何年来の付き合いの生保レディ、大量に露出しているイメージ広告、これらは、無警戒という隙を作るのに十分である。
被害者は皆、見事にその隙をつかれている。
逆に言えば、知識があって隙がなければ、被害者になることはまずないだろう。

皆様の転ばぬ先の杖にしていただけるよう、渾身の力を込めて、このシリーズの記事を書きたい。

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