加速するウソ社会

「その手があったか」 と言われるアイデアがある。 「そこまでやるか」 と言われる技術がある。 「そんなことまで」 と言われる企業家精神がある。 私たちは3つの力でイノベーションをつくる。 人へ、社会へ、新たな変化をもたらす イノベーションをつくってゆく。

この、コピー文はどこのものだと思いますか?
ピーンときた方は相当鋭い社会感覚をお持ちだと思います。
広告業界不動の国内トップであり、学生の就職先人気ランキングでは常にトップグループに属している、オリンピックを初め国のイベントにおいても長年主要な役割を担い続けてきた、日本を代表する一流企業、電通です。
報道では、111社に対してウソのレポートを提出し、不正請求をしていたとのことです。

厳密に言うなら、一体何時から、日本社会の中で、ウソをついて(人を騙して)利益を追求する価値観が蔓延し始めたのかは分かりません。
しかし、既に、相当に、深刻な危機的状況にあることだけは間違いないと思います。

さらに、冷静になって分析すると、このウソ社会の深刻度を増している理由、つまり、表面的ではない、構造的な要因が明確に存在します。
ひとつは、ウソつきが、一流企業、政治家、官僚などの支配層に多くいる、もしくは、組織的体質であること。
二つ目が、ウソつきが罰せられずにウソをつき通せるウソつき放題状況があること。
三つ目が、ウソの被害者(騙された方)が救済されずに放置され、ウソつきの何十倍もの悲劇の犠牲者となっていること。
四つ目が、国民が、その事実に気付き始め、苛立ち、諦め、ヤケクソ感情に覆われ、希望や誇りを失い、反社会的行動への動機付けが高まりつつあること
五つ目が、その反動として、国民の多くに、自分及び家族は騙される方、弱者ではない方に属するための、自衛的、保守的価値観が強化され、教育や人材育成の上で、ますます困難な不可逆的社会環境になっていること

生命保険転換契約被害救済活動を始めて6年間、今やこれらの私の認識は確信でさえあります。
そういう視点で「本物のウソ!第一生命転換契約裁判」を読んでいただけるなら、私が最終的に訴えたいものが、より伝わると思う次第です。
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本物のウソ: 第一生命転換契約裁判

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